HOME > ナースの健康相談
ナースの健康相談
リウマチについて
皆さんこんにちは、NURSEの<JUNKO>です。今回は、自己免疫疾患に属する関節リウマチについて書き込んでいきますね。
リウマチって、どんな病気なのでしょうか?
関節リウマチの原因は、はっきりしていないのですが、免疫の機能の異常が関係しているといわれています。免疫とは、抗原(ウイルスや細菌等)といわれる異物が体に進入する際、体の中で抗原に対する、抗体という物質が作られ、抗原を排除し、体を守る仕組みを言います。免疫の機能に異常が起こってしまうと、もともと体の中にある成分を異物と勘違いし、抗体を作ってしまい、自分自身を攻撃してしまうことがあるのです。これを自己免疫疾患といい、関節リウマチは、この疾患のひとつといわれています。関節リウマチが痛みや腫れの症状をきたすのは、関節(骨と骨とをつなぎの部分)を包む滑膜を異物と勘違いして攻撃し、炎症を起こしてしまうからです。そのまま放置しておくと、さらにはそれらが増殖し、骨に入り込み骨を壊して関節を動かなくしてしまうのです。
症状は、どんなふうに起こるのでしょうか
最初は、風邪かな?と思ってしまうくらい体がだるいと感じることや、微熱が出たりします。ただ、朝起きた時に、手がこわばって動かしにくいというのは特徴的といえるかもしれませんね。それも少し進んでくると、左右対称に関節が腫れてくること(3カ所以上)・肘や膝に小さなしこり(リウマトイド結節)が出来ること・朝のこわばりが1時間以上続く事・などは、重要な診断の要素に成ってくるようです。さらに、レントゲンや血液の検査でも診断は行われます。
では、関節リウマチと診断された場合、適切な治療法はあるのでしょうか?
やはり治療は、薬によるものが主体となっています。以前は、その薬も関節の炎症を抑えることで、痛みや腫れを緩和するといった治療が中心でした。しかし、抗リウマチ薬の登場で、治療は、免疫の異常に働きかけて、炎症や骨の破壊を抑える様に変わってきました。期待がもてますね。ただ薬には、副作用がつきものです。中には副作用が過剰にでてしまう方がいらっしゃいますが、多くの方が快適に生活できるようになられるようです。
大切なことは、リウマチといわれて悲観的にならないことや、治療を後回しにする事がないよう前向きに向き合っていくことですよね。
治療が進み、炎症が治まってくると、水泳や体操効果が期待できそうです。また、日常の生活が快適に過ごせるように、自助具(関節の負担を軽減するための道具)もいくつかありますので利用されてみてはいかがでしょうか。
さらに、病気と前向きに向き合っていくには、周りの人たちの協力と信頼出来る病院があることですよね。私たちは、そんな皆様のお力になりたいと考えています。どうぞお気軽にご相談下さいませ。
高脂血症について
皆さんこんにちは。私は、診療所のNURSEの<JUNKO>です。今回は、「実はちょっと気になるかも…….」なんて声が聞こえてきそうな、高脂血症について書き込んでいきますね。新聞によると、高脂血症と診断された人は、国内で2千万人を超すといわれており、さらには厚生労働省が2000年に行った調査では、総コレステロール値が220mg/dlを超す人は男性で4人に1人、女性で3人に1人で増加の一途をたどっているとのことでした。
皆さんは今まで健康診断を受けてみられたことがありますか?悪玉コレステロール(LDL)や善玉コレステロール(HDL)、総コレステロールや中性脂肪が高いなんて言われたことはありませんか?それは、もしかして高脂血症かもしれませんよ。さて、高脂血症とは、血液中の脂質、特にコレステロール、トリグリセライド(中性脂肪)が異常に増加した状態を言うのですが、それが体の中でどのように働いているかというと………
コレステロールは細胞の膜を形成するのでウイルスや化学物質などの外的の進入を食い止めたり、ホルモンの材料となって炎症などをコントロールする働きを担ったりしているのです。又、中性脂肪もエネルギー源となるので大切な役割を担っているのです。それが何故、悪者になってしまうのでしょうか?
コレステロールは、LDL(悪玉)によって肝臓から血液を通って体の中の細胞に届けられます。また、余分なコレステロールは、HDLによって肝臓に戻されます。ところが、LDLが増えすぎると組織にたまり、HDLが減ってしまうと余分なコレステロールは回収されなくなりやはりたまってしまいます。そうなると、血管の壁にコレステロールがたまり(プラーク)それが破裂すると脳梗塞や心筋梗塞を起こしてしまうのです。中性脂肪も同じように、食べ物から取り入れられ、肝臓で合成されますが、余分なものは体脂肪となって蓄えられてしまうのです。結構、怖い事になってしまうかもしれません。つまり必要だけど増えすぎると怖いってことでしょうか*

さて、皆さんは「昨日食べ過ぎて、飲み過ぎちゃった」なんて事、日常的な会話になっていませんか?たとえばそんなライフスタイルが毎日いや長い年月を経ると、上記のようなことになってしまうかもしれません。高脂血症は重大な事態を引き起こしてしまっても自覚症状としてでることがないので沈黙の病気(silent disease)などといわれているのです。
そう考えると、定期的な健康診断って大切ですね。皆さんも健康診断を受けてみませんか?私たちの病院では、血液検査だけでなく、動脈硬化も検査してそれによるアドバイスは勿論のこと、個々にあった運動療法を提案し、実施しています。良かったら一度見学にいらしてみて下さい。スタッフによりわかりやすく説明させて頂きます。|
総コレステロール(TC) |
220mg/dl以上 |
|
LDLコレステロール |
140mg/dl以上 |
|
中性脂肪(TG) |
150mg/dl以上 |
|
HDLコレステロール |
40mg/dl未満 |
日本動脈硬化学会 2002年(高脂血証の診断基準)
……………………………………………………………………………………………………ヘリコバクター・ピロリについて
胃の調子はいかがですか?
こんにちは*NURSEの<JUNKO>です。これからも健康についてどんどん書き込んでいきますので、ぜひ読んでくださいね。
そして、一緒に御自身の健康について振り返ってみましょう。今回は胃についてのお話をします。
さて皆様、ヘリコバクター・ピロリという細菌を知っていますか?そう、胃炎や胃・十二指腸潰瘍、胃癌などの病気の原因になるといわれている菌です。しかし、この細菌は胃の中に住んでいるのですが、胃の中は、胃酸でいっぱいなので、おおよそ20年前までは、誰もが「細菌なんかいるはずがない!」と考えられ、そんなものがいるなんて思ってもいなかったのですって!
この細菌、実は子供の頃に住み着いて、大人になっても住み続けるのではないかと考えられているようです。ただ住み着いたとしても、年齢とともに、自然に消えていく事もあると言われています。 又、ピロリ菌に感染したからといって、必ずしも胃潰瘍になるわけではありません。なぜなら、本当に胃潰瘍になってしまう方は、そのうちの2パーセント程度にしかすぎないそうですよ!ちょっと安心ですよね。ただ、慢性胃潰瘍の90%以上の方は、ピロリ菌に感染していると言われているのも驚きです。だからといって、たとえ潰瘍と診断されてしまっても、必ずピロリ菌を除菌する必要はありません。しかし一度治って再発する胃潰瘍なら、きちんと除菌してもらいましょうね!
ストレスについて
そして、胃を攻撃する因子として忘れてはいけないものは、ストレスです!
私たちの体は、とても繊細で、長期に渡りストレスや疲労が蓄積されてしまうと、胃潰瘍の原因になりますよね。皆さんは、とっても忙しかったり、不安に思う気持ちが、かえって病院から遠ざかって行く結果になったりしていませんか?私たちの健康は、検査して診断をつけ完全に治療すれば、きちんと守っていけるのです。でも、検査や治療を怠っていると同じ事を繰り返してしまったり、命にまで影響を及ぼすことさえあるのです。何か気になる事があればお気軽にご相談下さい。
後悔しないために、御自身で健康を管理していきましょう。私たちの診療所では、胃のレントゲン、内視鏡、ピロリ菌の検査も行っています。もし御考えであれば、一度ご相談にいらしてみて下さい。ご連絡いただければ、スタッフがお答えいたします。
参考文献 新ヘリコバクターピロリとその除菌法
寺野彰 高橋信一 編集
肺・気管支の調子はいかがですか?
COPD(慢性閉塞性肺疾患)について
世界中でたばこ規制に関するニュースが飛び交う中、新聞によると世界の喫煙人口は、約13億人にも及ぶそうです。愛煙家の方たちからすると「百害あって一利なし」ということわざは、百も承知でありながら禁煙にふみきれないでいるのは、一つの悩みでもあるのでしょうか? ただ私たち医療に従事するものからすると、なんとか一人でも多くの方が健康で、もしくはなんらかの病気を抱えておられても、少しでも快適な生活を送れる為の力になりたいと考えているのです。
ところで、喫煙に大きく関係するCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気を御存知でしょうか?空気中の酸素をとりいれ二酸化炭素を排出する(ガス交換を行う)場所や経路である肺胞や気管支に、たばこ等の有害物質がはいりこむ事で炎症が起こり 呼吸機能が低下してしまう病気です。炎症が起きて、肺胞や気管支などの細胞が破壊されると、もう元には戻りません。ただし、治療を受けることで症状の軽減は期待できるのです。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)について

あなたは最近、同年齢の人と比べて、呼吸機能が低下していると感じることはありませんか?例えば軽い労作のはずが自分だけ息が続かないということはありませんか?息切れは、誰でも年齢と共に感じるものであるために見逃されやすいのですが、この病気の初期にみられる重要な症状です。しかし、放置しておくと生命の危険を伴うこともあるのです。
2000年の全国調査によると、約530万人のCOPDの潜在患者さんがいるといわています。現代病である糖尿病の患者さんの630万人を考えると深刻かもしれません。ただ、病気になったことを悲観するよりも、今後どのように生活していくことが良いか、最適な方法を考えて行くことの方が気持ちも楽になりますよね。この病気が見つかったからといって心配されないで一度相談にいらしてみてはいかがでしょうか。わたしたち医療スタッフは、皆様の医療面、精神面での支えになりたいと、日々がんばっています。
上記は一例ですが、健康面で少しでも不安に感じることがあれば、健康診断をうけてみませんか。不安が安心に変わるかもしれません。もし異常が発見されたら早期に対処出来ますものね。また、鶴橋中央診療所では、健康増進のための体操も行っています。私たちと一緒に健康管理をしましょう。皆様のご来院をこころからお待ちしております。
これからの季節 インフルエンザに注意しましょう!
普通の風邪とインフルエンザを混同してはいませんか?

普通のかぜはライノウイルスやコロナウイルス等の感染によって起こります。症状としては、のどが痛む、鼻がむずむずする、水のような鼻汁が出る、くしゃみや咳が出るなどが中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはめったにありません。
一方、インフルエンザにかかると39℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。更に、気管支炎、肺炎などを併発し、重症化することが多いのもインフルエンザの特徴です。また、インフルエンザは流行が始まると、短期間に小児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むという点でも普通のかぜとは異なります。
更に、普通のかぜが流行しても死亡する人はあまり増えませんが、インフルエンザが流行すると、65歳以上の高齢者での死亡率がふだんより高くなるという点でも大きな違いが見られます。
普通のかぜはライノウイルスやコロナウイルス等の感染によって起こります。症状としては、のどが痛む、鼻がむずむずする、水のような鼻汁が出る、くしゃみや咳が出るなどが中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはめったにありません。
一方、インフルエンザにかかると39℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。更に、気管支炎、肺炎などを併発し、重症化することが多いのもインフルエンザの特徴です。また、インフルエンザは流行が始まると、短期間に小児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むという点でも普通のかぜとは異なります。
更に、普通のかぜが流行しても死亡する人はあまり増えませんが、インフルエンザが流行すると、65歳以上の高齢者での死亡率がふだんより高くなるという点でも大きな違いが見られます。

インスルエンザの最も効果的な予防はインフルエンザの
予防接種を受ける事です。
当院でも接種できますので、お早めにご予約して下さい。
(数に限りがあります)
料金 65歳以上 1000円
64歳以下 2500円
・・・・ 今シーズンは終了しました ・・・・
重症急性呼吸器症候群(SARS)関連情報
SARS(重症急性呼吸器症候群)は、SARSコロナウイルスを病原体とする新しい感染症で、これまで次のようなことが分かってきました。
SARSについて
- SARSとは、どんな病気か?
SARS患者と接した医療関係者や同居の家族など、患者のせきを浴びたり、痰や体液等に直接触れる等の濃厚な接触をした場合に感染し、2日〜7日、最大10日間程度の潜伏期間を経て発症します。潜伏期あるいは無症状期における他への感染力はない、あったとしても極めて弱いと考えられています。
また、SARSコロナウイルスは、エタノール(アルコール)や漂白剤等の消毒で死滅します。現在のところ患者が触れた物品を通じてSARSが人へ感染する危険は小さいと考えられています。
- SARSが疑われるのは、どんなときか?
SARSが疑われるのは、
(1) 10日以内にSARSの流行地域から帰国するか、または10日以内にSARS患者の 痰や体液に触れる等の濃厚な接触があった方で、
(2) 38℃以上の発熱、
(3) せきまたは息切れ等の呼吸器症状がある方です。
なお、本年7月5日にWHOにおいてSARS流行の終息宣言が行われた後は、1月6日現在、WHOが指定する流行地域はありません。
- 医療機関を受診する際には?
38℃以上の発熱又はせき等の症状があり、(1)(2)の要件をみたす方(流行地域から帰ってきた方など)は、必ず事前に最寄りの保健所又は医療機関に電話で相談の上、指示に従ってください。
- SARSの治療法は?
ウイルスによる肺炎に対して、全身状態の管理や呼吸管理などの症状を和らげる治療を行います。
- 予防法は?
外出先から戻った時に手洗い、うがいを行うことはSARSだけではなく、多くの感染症に共通する予防法です。
現在、SARS予防のためのワクチンはなく、世界各国で研究中です。
SARSへの対策
◇情報の収集と、その提供
WHOなどが公表するSARSに関する情報について、迅速に収集するとともに、その情報を提供します。
SARSについての詳細な情報について、下記のホームページに掲載しています。
厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp
国立感染症研究所ホームページ
http://idsc.nih.go.jp
厚生労働省検疫所ホームページ(海外渡航者のための感染症情報)
http://www.forth.go.jp


![お問い合わせ 健康診断、体力測定、骨量検査も受け付けています。お気軽にお問い合わせ下さい Tel:06-6731-2579 [受付]9:00〜20:00 Fax :06-6715-2557](../img/menu-inquiry.jpg)